「子供がよく転んでしまう・・」
「もしかしてこの子にはなにか障害があるのかしら・・」
などと心配になる方が最近増えています。本来子どもはよく転ぶものなので、安全な場所で遊ばせていれば大怪我をすることもなく、 そこまで心配ありません。
しかし、転び具合によっては怪我に繋がることもあり注意が必要です。
今回は、子どもが転びやすい原因と、転倒を防ぐためにできることについてご紹介します。
目次
子どもが転びやすい原因
子どもが転びやすい原因には、以下のような身体の特徴が深く関わっています。これらは成長とともに改善される場合がほとんどです。
・頭が大きいためバランスを取りにくい
・足が小さいため安定性が悪い
・足の筋力が弱い
・眼や耳がまだ十分発達していない
子どもの転倒を防ぐには
成長とともに転ぶ回数は減りますが、転倒しないようにするための身体づくりも大切です。その具体的な方法をいくつかご紹介します。
○安全に走り回れる場所で遊ばせる
普段から走ったり跳んだりして、思いきり身体を動かして遊ぶことによって、筋力も発達し転びにく くなります。障害物や壊れやすいものなどがない、安全な場所で思いきり遊ばせてあげましょう。
○裸足で歩く機会をつくる
転びやすい子どもは、足の裏で地面を蹴れていないことがあります。また、 足の指でしっかりと地面をつかむことに慣れていない子どもが増えています。
ご自宅で、裸足で過ごす時間を作ると足の指が鍛えられ、足の指で地面にへばりつ く感覚が養われます。足でしっかりと踏ん張れるようになると転びにくくなりま す。
○いろいろな場所を歩く
平坦な場所だけではなく、でこぼこした道、芝生などのやわらかい場所、坂道など…いろいろな場所 を歩いてみましょう。足裏で変化を感じ取ることやバランス感覚が養われ、つまずきにくくなります。
○足に合った靴を選ぶ
足よりも大きいサイズの靴を履くと、靴の中で足が安定せず転びやすくなりま す。
また、小さいサイズの靴では、足指が曲がり、力がうまく入らなくなります。 ちょうど良いサイズの靴がない場合には、中敷きなどで調整することができます。 シューフィッターのいる靴屋で相談してみてください。
日比谷足改善センターでは
日比谷足改善センターでは、転びやすい子供に対して足だけに限らず体全体にアプローチをしていきます。
それは子供が転びやすい原因が足以外にあると考えているからです。
子供が転びやすい原因として「姿勢の悪さ」と「体全体のバランスの崩れ」があります。日比谷足改善センターでは、この2つのポイントについてアプローチしていきます。
「姿勢を正しくする」
姿勢が悪くなってしまうと正しく足の筋肉を使うことができずに、体のバランスをうまく取れずに転びやすくなってしまいます。
そのため、まずは猫背などの悪くなってしまった姿勢を正しくしていくことで、正しく足の力が使える状態を作っていきます。
「体全体のバランスを整える」
また、姿勢だけではなく体全体のバランスも重要です。
なぜかというと、体全体のバランスが崩れてしまっていると猫背と同じように、体の筋肉の使い方が悪くなってしまい、足に力がうまく伝わりづらくなってしまうからです。
このように「姿勢を正しくする」「体全体のバランスを整える」という足以外へのアプローチをすることで、バランスのいい転びにくい体の作っていきます。
最後に
子供が転びやすいとついつい心配になってしまいますよね?
心配しすぎる必要はありませんが、不安な場合はお早めに日比谷足改善センターにご相談ください。