1度目の捻挫から、よく捻挫するようになった。これは足根洞症候群の疑いあり!

1度目の捻挫から、よく捻挫するようになった。これは足根洞症候群の疑いあり!

このブログを読むことによって、何故捻挫しやすくなったかや捻挫しやすい理由をお伝えしていきます。

一般的な考え方とそれ以外の原因をお伝えします。

 

捻挫しやすくなる人の一般的な原因

捻挫して靱帯を損傷した後に、固定もせずしっかりと治りきってない伸びた状態で関節がぐらつきやすい。
ということです。

一般的に捻挫で多いのが、内返し捻挫になります。
内返し捻挫で損傷するのが多い靱帯は、踵腓靱帯・後距腓靱帯・前距腓靭帯です。
外側にある外果(外くるぶし)の周囲の靱帯になります。

そして一番多いのが前距腓靭帯です。
ここは見てきた中で多く、外くるぶし(外果)の下の前側にあたります。
この靱帯が伸ばされ、足関節の不安定性が増すのです。

 

捻挫しやすくなる人の当店が考える原因

捻挫した時に、前距腓靭帯などのよくありがちな靱帯以外も損傷していることがあります。
前距腓靭帯の下に足根洞という場所があり関与するのです。

前距腓靭帯が損傷した際に、周りの靱帯も損傷します。
とくに足根洞の入り口にあたる場所に骨間距腫靱帯という靱帯がありそこが損傷するのです。

靱帯は損傷すると出血が起こります。
足根洞は血流がいい場所ではないのでそこに出血が起こると瘢痕組織や繊維組織(硬く)になるのです。

足根洞というのは、自由神経終末という細い神経が沢山入っています。
足根洞の骨間距腫靱帯が硬い状態だと神経を刺激するために痛みが残るのです。
でこぼこ道を歩くとずきっときたり、外くるぶし(外果)の下を押すと痛かったりします。

足根洞の神経の働きは、地面からの感覚をキャッチして脳に伝えることです。
足根洞からの感覚情報を脳がキャッチするために体勢を崩したりしたときに上手くバランスを保てます。
特に足首がぐらつこうとした時には、即座に脳にシグナルが送られ脳から体勢を整える仕組みになっているのです。
そうやって正常の状態であれば足首のぐらつきは修正されます。

その働きが足根洞の骨間距腫靱帯が硬いと神経が圧迫を受け感覚が鈍くなります。
結果足首のぐらつきが増え捻挫しやすくなるのです。
このことを足根洞症候群と言います。
繰り返し捻挫をするのが特徴です。

足根洞の中にある骨間距腫靱帯が硬い状態だと、動くときにぶつかったり擦れたりしやすくなります。
そうするとまた炎症を生じ、靱帯が化学変性を起こし硬くなります。

足根洞症候群になる人の特徴として、足裏の筋力低下や足の構造的な崩れがある方が多いです。

 

足根同症候群の一般的治療

病院での注射やリハビリがメインとなります。
注射では、ステロイドや局所麻酔をその部分に注入するのです。
それでも痛みが引かない場合はリハビリをしていきます。

そこまでして改善していかない場合には外科的手術で瘢痕組織となった靱帯を取り除くのです。

あとは超音波治療というものがあり、血流を上げることで一時的に靱帯の弾性が増すことがあります。
これは一時的なので、時間とともに戻って来ます症候群

当店の治療方針

足根洞症候群になる方は、足の歪みが原因でその部分に過度な負担が掛かりやすいのです。
特に足のカカトの骨(腫骨)とその前の部分が大元となりアーチの土台を形成します。
その土台となる腫骨の歪みがアキレス腱の硬さや足底の筋力の低下や硬化によって起こってくるのです。

足根洞は下が腫骨で上に距骨という骨が乗っています。
その2つの骨に歪みが出来ると間の骨間距腫靱帯が引っ張られ痛み引き起こされるのです。


足の歪み方の人それぞれで少し違うので、実際にはもう少し細かく見ていく必要があります。
施術自体は主にトントン療法という関節の硬さや位置を調整するのが得意な治療法になります。
優しく心地よくて眠くなるほどですが効果は高いです。

 

 

まとめ

足首のぐらつきを予防するにはテーピングやサポーターでは不十分です。
筋力を落として、ぐらつきを悪化してしまう可能性があります。
必要ならば筋力トレーニングや体操も一緒にお伝えしているのです。
その方に合わせた治療方針を立てるために必要なことがあります。

それはまずはお体の状態やバランスや歪み方をしっかり把握することが大切です。
当店では施術をする前に、お体の検査をしていきます。
施術をしていき検査結果が良くなることで体が変化していくのです。

施術は痛くなく心地が良い施術で当店オリジナルのトントン療法になります。
迷っている方は一度体感してみてください。