皆さん、このようなことはありませんか?
・靴の底の擦り減り方が左と右で違う
・左右どちらかの肩が下がっていると指摘される
・歩いているときの姿勢が猫背だと言われる
・脚のラインが悪くてスカートが履けない
歩くときにどのように足を使うのか意識している方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。
そんな無意識の歩行によって、さまざまな影響が身体へともたらされます。
歩き方を見直して、健康や美を手に入れませんか?
目次
間違った歩き方が身体にもたらす影響とは?
歩くという動作はあまりにも自然に行われるため、ほとんどの方が「どうやって歩こう」と考えずに歩いていることでしょう。
ですが、間違った歩き方を続けていると、身体に思わぬ支障をきたすことがあります。
間違った歩き方とは?
歩き方が身体にもたらす影響について解説する前に、そもそも間違った歩き方とはどんな歩き方なのかを知っておきましょう。
前重心
足元を見てみてください。
身体の真下にあるのは、つま先ではなく踵ですよね?
人間の身体の構造上、前傾ではなく踵側に重心をかけて歩くと安定するのです。
足趾の底面にタコができている方は要注意です。
内側重心
靴の踵は内側と外側が均等に減らなければ正しく歩けていない、と思っていませんか?
実は歩行中のほとんどの時間、外側に重心がかかるのが正しい歩き方です。
つまり、靴の踵は外側が減るのが正しい歩き方なのです。
歩くときに親趾に力を入れて踏ん張ってしまうクセがある方は、内側重心になってしまいます。
そのような方は、親趾の内側にタコができたり、巻き爪になってしまうこともあります。
間違った歩き方になる原因
間違った歩き方になる原因をいくつか紹介したいと思います。
靴が合っていない
よく「靴が当たって痛いから」という理由で、実際の足長よりも大きいサイズの靴を履いていらっしゃる方を見かけますが、それでは足元が不安定になり、安定させようと足全体に力を入れて踏ん張って歩いてしまいます。
日常生活でのクセ
家事や趣味の運動をしているときなどに、片方の足に重心がかかっていることが多い、ということがよくあります。
無意識なので、問診で聞いていると「そういえば!」という方がかなりいらっしゃいます。
仕事や買い物で重い荷物をいつも同じ側の手で持ったり、同じ側の肩に掛けたりする方も同様です。
間違った歩き方によって起こる症状
間違った歩き方を続けていると、健康面だけでなく美容面でも弊害が現れ始めます。
外反母趾
間違った歩き方で前重心・内側重心が過剰になると足の骨の結合が緩み、親指の付け根付近が広がることによって外反母趾になってしまいます。
すねや膝、股関節の痛み
内側重心で歩いていると、土踏まずで歩行時の衝撃を吸収するはずができなくなってしまい、すねや膝、股関節などに負担がかかって痛みが生じます。
肩こりや腰痛
間違った歩き方で姿勢が悪くなると、ストレートネックや猫背、反り腰などになります。
そうなると肩こりや腰痛を発症します。
ぽっこりお腹
反り腰になるとお腹が前に出るので、実際よりも太って見られてしまいます。
O脚
一本線上を歩くような足の内側に重心をかけた歩き方だと、O脚傾向が強くなります。
歩行を整えて期待できること
歩行を意識して正しい歩き方を身につけると、ただ歩いているだけでさまざまな健康効果や美容効果を得ることが期待できます。
立ち方の指導
正しい歩き方を身につけるには、まずは正しい立ち方を身につけなければなりません。
正しい立ち方をするだけで、身体に変化が出るのがおわかりいただけると思います。
歩き方の指導
「間違った歩き方」をされている方は、無意識にご年齢の分だけ「間違った歩き方」をしてしまっているわけです。
歩行を整えて期待できる症状
歩行矯正を行うと、上記の「間違った歩き方によって起こる症状」に加えて、以下のような症状にも期待できます。
足底筋膜炎
足の裏や踵の裏が痛くなる足底筋膜炎も間違った歩き方で起こります。
「踵側重心で歩いたら踵の裏は余計に痛いのでは?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
歩き方が変わると、足裏にかかっていた負担が軽減して痛みも緩和していきます。
魚の目やタコ
魚の目やタコは、その部分に過剰に負荷がかかったときにできてしまいます。
歩行矯正でそれが改善されれば、魚の目やタコも小さくなったりなくなったりします。
むくみ
足首に過剰な負荷がかかると、ふくらはぎの筋肉が硬くなり血流が悪くなってしまいます。
歩行矯正によって重心を踵側にして歩けるようになると、足首やふくらはぎの負担が減り、筋肉のポンプ作用によってむくみがなくなってきます。
身体の土台である足の骨格を崩すため、膝や腰をはじめ身体全体にも悪影響を及ぼし、日常生活やスポーツで痛みやケガを引き起こします。
当店の施術について
歩行は身体全体を使うものです。身体が歪んでいる状態で正しく歩こうとしても身体に負荷をかけてしまいます。なので身体全体を整えてから歩行トレーニングも行っていきます。
まとめ
当店では、解剖学的観点から正しい歩き方や指先の使い方の指導を行っています。
具体的には、「目線を上げ、膝を反らさず力を抜いて、踵側・外側重心で歩くこと」です。
また、身体に負担なく歩くためには靴が非常に重要になります。
尚、当店で取り扱っているインソールは正しい歩き方を習得するのに効果を発揮します。
普段歩いていて何も気にしてこなかった方や大丈夫だと思い込んでいる方!ぜひ一度ご来店されてみてはいかがでしょうか。スタッフ一同、心よりお待ちしております。