起きると辛い!肉離れについて

起きると辛い!肉離れについて

肉離れ

肉離れとは、筋肉に過剰に負荷がかかってしまい、筋肉が部分的に断裂した状態の事を言います。

主に太腿やふくらはぎなど脚の筋肉に起こる事が多く、断裂の状態によって軽度・中度・重度と重症度が分けられます。

外見上の変化としては、腫れや痛みのある部位のへこみ、内出血による変色が起きる場合があります。

肉離れ - WikipediaWikipedia

・軽度・・・・筋肉の微細断裂で、患部を押すと痛いが自力歩行は可能。快復の目安は、1~2週間程度。

・中度・・・・筋肉の部分断裂で、患部を押すと痛みがあり、自力歩行も難しい場合がある。快復の目安は、1~2ヶ月程度。

・重度・・・・筋肉の完全断裂で、痛みがかなり強く、自力歩行はほぼ不可能。快復の目安は、3~6ヶ月程度。

肉離れの原因

筋肉が収縮している時に、逆方向に強く引き伸ばされるような力が加わった時に起こりやすいと言われています。具体的には、急なダッシュやジャンプなどスポーツ時が多いです。ただ加齢や筋肉の状態によっては、日常の何気ない動作でも起きる事はあります。

予防としては準備体操・ストレッチなどで、常に筋肉を柔らかい状態に保っておくことです。

それらをせずに急な負荷のかかる運動をすれば、肉離れを起こす確率を高めるばかりか、損傷も強める可能性が高くなりますのでお気を付け下さい。

  • 一般的な応急処置・治療法

肉離れが起きた時の応急処置は、RICE処置が推奨されています。

RICE処置とは、Rest―安静、Icing―冷却、Compression―圧迫、Elevation―挙上 の4つです。

スポーツ外傷の応急処置!「RICE(ライス)処置」とは? | グロングマガジンGronG MAGAZINE

特に冷却と挙上が大切です。

水に濡れたタオルや氷を入れたビニール袋でアイシングします。アイシングする事で内出血の拡大を防ぐ効果がありますので、出来るだけ直ぐに冷やしましょう。ただし冷やし過ぎると血行が悪くなって回復も遅くなってしまいますので、アイシングは15~30分行ったら中断して、患部への血流を戻して下さい。

アイシングする時は、足を高く持ち上げた姿勢にすると良いです。患部を心臓よりも高い位置に上げておくことで、腫れを防止したり、痛みを軽減させる効果があります。

何にせよ応急処置を直ぐに行いつつ、急いで病院に行くのが重要です。

基本的な治療は安静と固定になり、その状態により内服薬・湿布などが出されます。

ただし、コンパートメント症候群などの合併症が疑われる場合は、手術する事もあります。

  • 骨盤王国の考え方

肉離れは起きてしまうと、完治するまでに時間がかかってしまいます。ですから肉離れが起きない様に筋肉の状態を良くしておくことが求められます。その為には1部分1部分の筋肉を良くするのではなく、全身が協調して動く体にする必要があります。これが出来ないと体の癖により、特定の筋肉に負担がかかり続け、怪我をする可能性が高くなります。

骨盤王国では体全体を見て、癖の原因を探していきます。この原因を取り除かない限り、痛んでは休み・・・・良くなって動けばまた痛み・・・・の繰り返しになります。

原因を取り切り動かし方を教育する事で、特定の筋肉に負担をかけない体作りを目指していきます。

勿論肉離れが起きてしまった時も、回復を早めるために血流循環を促進させる必要がありますから、その場合もお任せ下さい。

  • 最後に

肉離れについて説明しましたが、理解出来ましたでしょうか?

起きてしまうと、今後の生活・運動に支障をきたす程大変になる事もあります。

普段から体の状態を整えておくことが予防として大事になりますので、現在不調を感じている方、スポーツ後に疲れが取れない方など、気になる方は当店にお越し下さい。