走りたくても走れない、そんなあなたは鵞足炎では?

走りたくても走れない、そんなあなたは鵞足炎では?

鵞足とは?

膝から5㎝程度足側に存在している脛骨という骨の内側部分に位置しており、縫工筋・半腱様筋・薄筋という三種類の筋肉が扇状に広がりながら付着し、その部分が水鳥の足のような形であることから「鵞足」と呼ばれています。

鵞足炎の症状とは?

多くはランニング動作の多いスポーツや、サッカーやバスケなど横の動作が多いスポーツをやっている人に起こりやすい症状ですが、激しいトレーニングをしていなくても、日常生活の中でも起こりえる症状です。特に階段昇降時などに痛みが出現し、重症になるとじっとしていても痛くなることもあります。

鵞足炎の原因

鵞足炎というのは先ほどお話した通り、縫工筋・半腱様筋・薄筋の三種類の筋肉が付着する部位に痛みが生じる疾患なので、この三種類の筋肉は「膝を曲げる」時に使う筋肉です。基本的にはその「膝を曲げる」動作の繰り返しによって炎症が生じますが、以下の項目も鵞足炎の原因になってしまいます。

☑ランニング動作や横の動きを繰り返し行う

☑準備運動不足

☑急激に運動の負荷を強くした

☑硬い地面での運動や柔軟性の低い靴の使用

いかがでしたか?上記の通り、「膝を曲げる」動作の繰り返しだけでなく、準備不足やそもそも鵞足部に負担がかかりやすいような骨格、運動環境である場合も鵞足部に負担がかかって炎症を引き起こし、痛みに繋がってしまいます。

もしも膝の内側に痛みが出ていて、この鵞足炎の原因に当てはまるということであれば、もしかしたらあなたは鵞足炎かもしれません。では、どのように鵞足炎の痛みを緩和すればいいのか、鵞足炎への対策法についてお話してきます。

一般的な治療方法

鵞足炎は一度発症してしまうと長期化、再発しやすいものでもあります。鵞足炎による膝の痛みをなるべく早く改善したいのであれば早期に発見し、対策、予防策などを取ることがとても大切です。

まずは一般的に行われるは痛みの起こっている「鵞足部へのアイシング」と「縫工筋、薄筋、半腱様筋のストレッチ」を行うことによる、鵞足部への炎症や負担の軽減を図ることです。また、もちろん運動による負荷がない方が改善しやすいので、安静にできる人は安静が必要です。

また、そのような対策と並行して、消炎鎮痛剤の使用や湿布での炎症の軽減を図ること。マッサージによって筋肉の緊張を緩めることが挙げられます。

そして痛みが軽減された後も「練習前のウォーミングアップ」や「練習後のアイシング」「ストレッチ」などを継続して行うことで、鵞足炎による痛みが再発しないように予防を続けていくことも大切です。

 

日比谷足改善センターでの施術方法

日比谷足改善センターでは鵞足炎による膝の痛みをいち早く軽減するために、痛みの出ている鵞足部だけでなく、全身の状態を把握して施術を行います。その理由は、痛みが出ているところ以外に原因があると考えているからです。

先ほど述べた通り、日比谷足改善センターでは鵞足部だけでなく、全身の状態を問診、検査で把握していきます。実際に何が原因で鵞足炎による膝の痛みが生じてしまっているのか、痛みの出方や誘発要因、体のバランスや全身の筋肉の緊張状態などを問診、検査することで根本的な原因を特定してきます。

問診検査によって痛みの出ている部分ではない鵞足炎を引き起こしている原因を特定することができます。鵞足炎を引き起こすのは確かに縫工筋や薄筋、半腱様筋への負担がかかっていることが大きいです。

しかし鵞足炎の根本的な原因は、そもそも足首や足底のアーチの柔軟性、大腿前面の筋肉の過緊張、骨盤の歪みなどの全身状態から縫工筋や薄筋、半腱様筋に対して負担がかかりやすい状態になっていることが根本的な原因ということがほとんどです。

なので痛みがある鵞足部だけでなく、体全身の状態に対しての施術を行うことで縫工筋や薄筋、半腱様筋に負担がかからないような状態を作ることで、根本的に鵞足炎による痛みが解消されるように施術を行っていきます。

最後に

なかなか施術をしているのに鵞足炎の痛みが改善されない理由は、痛みがあるところだけを施術していて根本的な原因が解決できていないせいかもしれません。そのように痛みの再発を繰り返していると、余計に痛みの慢性化に繋がってしまいます。

いち早く、あなたの鵞足炎による痛みの改善に向けて精一杯サポートさせて頂きますので、お早めのご来院を心よりお待ちしております。