足首を捻挫した経験がある方は多いと思われます。
ただの捻挫だと思って放っておいたら、実は腓骨筋腱脱臼だったなんてこともあるかもしれません。
今回はそんな腓骨筋腱脱臼について、解説していきます。
腓骨筋腱脱臼とは
腓骨筋とは足首を外側にひねる時に使う筋肉です。腓骨筋腱は外くるぶしの後方を通って足の裏まで繋がっているのですが、外くるぶしの後方を通るときに腱の走行が大きく変わるため、腓骨筋腱にかかる負担が大きいのです。
足首をひねった時にこの腓骨筋腱が元の位置からずれて、外くるぶしに乗り上げてしまった状態が腓骨筋腱脱臼と言います。
また、捻挫を繰り返したことで足首の靱帯が緩み、腱が外れやすくなって脱臼が起こることもあるようです。
どんな症状?
腓骨筋腱脱臼では、外くるぶしの周囲に痛み、腫れが出ます。
症状が似ているため、捻挫と間違えられやすいですが、放置してしまうと繰り返し脱臼してしまう状態となってしまいます。
慢性化すると、外くるぶし後方に腱に沿った腫れが見られるようになります。
一般的な治療方法
腓骨筋腱脱臼の治療法としては、初回脱臼時であれば4~6週間のギプス固定が一般的です。
しかし、ギプス固定での治癒率は約50%と言われており、早期にスポーツ復帰を望む場合は手術をすることもあるようです。
ギプス固定後は筋力トレーニングなどのリハビリをして、回復を図ります。
また、反復性の脱臼の場合は、手術をするのが一般的です。
手術では、脱臼時に破綻した腱鞘を形成する方法や骨を削って腓骨筋腱の通る溝を深くする方法などがあります。
骨盤王国でのアプローチ
骨盤王国では、「全身の循環を良くする」ことで体の回復力を高めて、脱臼時に破綻した組織の回復を促します。
体の循環を良くすることで、体中の各組織に必要な栄養分が行き渡りやすくなります。それによって、体の回復力が高まり治りやすい体になっていきます。
また、歩き方や走り方など運動時の関節や筋肉の動きに着目して
脱臼を繰り返しにくい動き方を指導することで腓骨筋腱脱臼の慢性化を抑制します。
全身の循環を良くすることで、他の関節の動きも良くなって足の関節への負担を減らすこともできます。
まとめ
腓骨筋腱脱臼は普通の捻挫と間違われがちですが、種々の必要があるかもしれない危険な怪我です。
捻挫だと思っても、早めに専門の病院や整体院を受診することをお勧めします。
もしあなたが外くるぶしの痛みでお悩みなら、骨盤王国へぜひ一度ご相談ください。
私たちが全力であなたのお悩み解決をサポートさせていただきます。