はじめに
今回は立ち仕事の代表格ともいえる「飲食店勤務」の方に起こりやすい足のトラブルを解説していきます。
飲食店勤務の仕事上の特徴
和食、イタリアン、居酒屋・・・と様々な形態がありますが、そのほとんどが座ることなく立ち続ける仕事だと思います。また、ピークタイム中はせわしなく動き回り、休む間もなく時間が過ぎるという事も特徴的かと思います。
飲食店勤務の方に多い足の症状とは?
最も多いのが「足のむくみ」のご相談です。
常に立ち続けているために、身体の水分が足元に集まりやすい状況が続いてしまうことによって起こってしまいます。
平常時には足の筋肉のポンプ作用によって、心臓に戻される力が働くのですが、長時間、かつ長期にわたって、ポンプ作用の働きにくい状況が続いてしまうと、うまく水分を戻すことが出来ず、足に水分が貯留してしまい、結果として足のむくみを引き起こしてしまいます。
他にも足の親指の変形や痛みを伴う「外反母趾」や主に中指と薬指のしびれ、痛みを引き起こす「モートン病」といった足の指に発症する症状も多く相談を頂いています。
いずれも、短期的に起こるのではなく、長期にわたる疲労の蓄積や、歩き方のエラーによって、徐々に悪化していくのが特徴です。
日比谷足改善センターでの対応とは?
足のバランスの崩れの確認と、全身バランスの両面から、上記のような症状へ対応していきます。
足の繰り返される疲労の蓄積は、足そのものの機能を損ねてしまったり、関節の動きの制限をかけてしまったりします。
その点を補完するように、足の他の部位が疲労して・・・という悪循環を引き起こしているケースも少なくないため、足自体の調整は必要不可欠と言えます。
足部だけでも、多くの筋肉。骨、靭帯が存在するため、その一つ一つを丁寧に確認し、施術を行っていきます。
また、全身バランスの崩れも、足に悪影響を及ぼしてしまいます。
上半身が左右、あるいは前後に傾いている場合、足にかかってくる荷重も大きく変わってしまいます。
例えば右、かつ前方に傾いている場合、右足の指の外側に大きな荷重がかかってしまい、モートン病を引き起こすというのも考えられます。
足の問題だからと言って、足だけ見れば良いというわけにはいかない理由はそういった点にあります。
終わりに
飲食店勤務の方も、適切な体作りを行えば、足のトラブルを予防、改善する事が、目指せます。
お困りの方は一度、日比谷足改善センターにご相談くださいね。