病院に行っても原因が分からず悩んでいる方の為に、このブログでは何故喉の詰まり感が出るのかということを分かりやすく説明していきます。
一般的な治療の方法や当店の施術の考え方をお伝えしていきます。
喉のつまり感はなぜ起こるのか
一般的には病気を疑い病院で診察を受ける場合が多いです。
逆流性食道炎や感染症などによる喉の炎症やがんによって喉のつまり感が引き起こされます。
ですが、病院に行っても原因が分からず精神的な問題や自律神経の問題として片づけられることも多いのです。
病気以外での喉のつまり感の原因としては、喉の下の筋肉の過度な緊張です。
喉の下の部分の筋肉の過度な緊張は、姿勢の悪化によって引き起こされます。
姿勢の悪化の大きな原因としては、骨盤の位置異常などによる歪みになります。
一番分かりやすい例で言うと、骨盤が後傾して猫背になっているパターンです。
骨盤の下や臀部の過度な緊張により骨盤は後ろに引っ張られ後傾します。
そうするとその上にある背骨は丸くなるのです。
このままだと後ろに倒れてしまいます。
そこで、後ろに倒れないように頭を前に出すことで姿勢が上手く保てます。
頭を前に出す際に、頸の前側にある喉の下の部分の筋肉に力が入るのです。
喉の下の筋肉が硬くなることによって、喉が圧迫され喉のつまり感が引き起こされます。
筋肉は硬くなると膨張しますので、膨張した筋肉が喉の気道を塞ぐので喉のつまり感が出すのです。
喉のつまり感が物を飲み込む時に出る方も居ます。
実は物を飲み込む時にも喉の下の筋肉が硬いと喉のつまり感を生じやすくなります。
飲み込む時に喉が上に上がることによってスムーズに飲み込めれるのですが、喉の下の筋肉が硬いことによって喉が上に上手く行かなくなります。
喉の下の筋肉が硬いと喉を下に下げようと働くために、喉を上に上げるのを妨げてしまうためです。
ちょっと一緒にやってほしいのですが、喉の出っ張りをまず確認してください。
そのあと唾を飲み込んでみてください。
喉が唾を飲み込む時に上に行くのが確認できたと思います。
喉の下の筋肉が硬くなると物を飲み込む際に上手く飲み込めずに誤飲を引き起こし誤飲性肺炎の原因となるのです。
喉の筋肉の柔軟性を保つことは、誤飲性肺炎を防ぐ要因にもなり健康に長生きするためには実は非常に重要になります。
喉を構成する筋肉
まず飲み込む動作の時に喉の上の骨（舌骨）が上に上がります。
その時にその下の筋肉が硬いとこの動きに制限が掛かり、飲み込みにくさや喉の違和感を生じるのです。
飲み込む時の違和感を生じる筋肉としては、下の２つの絵の青い部分の胸骨舌骨筋と肩甲舌骨筋が関係しています。
一般的な治療法
病院での治療がメインとなります。
病院では喉の感染症やガンなど可能性のある検査をしていきますが、原因が分からない場合も多いです。
そうなった場合は、その他の原因と考えます。
喉のつまりは病院では自律神経やその他いろいろな複数の要因で引き起こされると言われており、精神的な問題として薬を処方されることがほとんどです。
精神や自律神経の問題として片付けられる場合は原因不明の場合が多く体質改善の漢方薬や抗うつ剤の処方をされることがあります。
薬を飲んでる時に改善される場合はいいのですが、体は薬に慣れてきて効果を発揮しにくくなります。
更に体に優しい漢方薬でも、長期服用（半年から１年半以上）で間質性肺炎や肝機能障害といった副作用のリスクがあることは一般的にはあまり知られていません。
もし本当に精神や自律神経の問題が主な原因となった場合は、周りの環境を変えないといけません。
そう簡単にはいかないと思うのです。
当店の考え方
喉に力が入る原因は、精神ではなく体にあると考えます。
体が歪むと姿勢を維持しようと筋肉が緊張してバランスを持とうとするのです。
例えば頭はボウリングの玉ほどの重さがあり、歪んだ体のバランスを頭の位置を変えることで維持しているのです。
頭の位置を変える時に喉の筋肉が過度に緊張します。
それが結局、喉の筋肉の過緊張になり気道を塞ぎつまり感に繋がるのです。
全身的な筋肉の緊張も歪みから来ます。
全身が歪むことによって頸椎や胸椎（背骨）も歪み、頸椎や胸椎（背骨）に入っている自律神経（交感神経）が刺激を受けるので交感神経優位になるのです。
交感神経が優位になると全身の筋肉に力が入ります。
全身の筋肉が緊張するので喉の筋肉はもっと緊張するのです。
当店は、全身の歪む原因を検査で特定していき調整していきます。
施術は優しく心地よく、眠くなる方が多いです。
まとめ
喉自体の異常が無いにもかかわらず、喉のつまりが改善されなくて困っている方は当店の施術で体の歪みをしっかりと整えると良いですよ。
実際に通っていくうちに、喉のつまり感が消えていった方が居ます。
病院や治療院に行っても気のせいや精神によるものと言われ、仕方がないものとして諦めていた患者さんが実際に一定数おられました。
お体の状態を診て質問してみたところ答えてくれたという形です。
少しでも不調など気になる症状がある方は、ご相談ください。
※効果には個人差があります。
